入社後、仕事をしていく中で別の分野で本当にやりたいことが見つかった、仕事内容が自分に合っていないなどの理由で転職を考える方もいらっしゃると思います。転職することでより良い仕事、職場に出会える可能性もありますが、甘い考えで転職を決めてしまうと後悔する可能性もあります。転職活動を行う上で重視したいポイントについてご紹介します。
転職先に求めることを考える
転職を考える上で特に重要となってくるのは、今の職場にどのような不満があって、転職先の企業に求める条件はどのようなものかを明確化することです。求める条件を明確化するといっても、もちろん希望する条件すべてを満たす企業を見つけることは容易ではありません。「職種」「交通の便が良い」「給料が○○円以上」「土日は休み」など、自分が絶対にはずせない条件、妥協できる条件などをあらかじめ洗い出しておき、そのリストをもとに情報収集を行うことで、転職活動をスムーズに進めることができます。
職場環境や人間関係については、実際に入社してみないと見えづらい部分もありますが、「紹介予定派遣」と呼ばれるシステムを活用するという手もあります。一定期間派遣社員として会社に勤めたあと、社員として働くかどうか会社と本人がそれぞれ判断できるシステムなので、自分に本当にあった会社かどうか見極めることができます。
時間的な問題を頭に入れ計画を立てる
転職をする上で、いつまでに新たな就職先を決めなければならないのかを考えることは重要です。
転職先が決まるまでは収入が入らないことになります。生活を圧迫することがないように転職活動は計画的に行っていきましょう。特にエンジニアなどの専門性の高い職業への転職や、エンジニアから他業種への転職を目指す場合は、転職に時間がかかることも予想されます。希望する転職先や自分の置かれている状況を総合的に判断し、計画を立てて行動に移していきましょう。
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